灼熱の下界から冷房の効いた山頂へ ~寧比曽岳

2024.7.7(日)、TN(記)、NT(会員外)、YO(〃)

「愛知県の山の中で岳と名の付く山は少ないんだよね」と今回の山に誘って頂いたNT兄は言っていました。たしかに改めて数えてみると愛知の130山の中で「岳」は6座しか存在しないのですね。豊根村の茶臼山1,415mでさえ「山」ですから。何を今更と言われそうですが。

静岡(市)で今年最高の気温40℃を打ち立て、名古屋でも37℃の猛暑を記録したこの日、寧比曽岳山頂の東屋の温度計は27℃でした。まさに天国!もう下山したくない、山頂の冷気を下界に持ち帰りたい、本気でそう思いましたね。

この日は夏にしては珍しく展望が良く、南アルプスがバッチリ見えて、あまつさえ富士山まで遠望してしまいました。これは人気の山だと思いますね。山頂は登山者もかなり多く賑わっていました。名古屋からほど近いにもかかわらず標高1,120mは貴重です。寧比曽岳、また行きましょう。

寧比曽岳山頂。西側の展望。名古屋市街が・・・さすがに見えませんでした。
トンボ群れ飛ぶ山頂東屋。日影がありがたい。
山頂東屋の温度計。気温27℃は天国。
南アルプスがドーン!左端の塩見岳から荒川岳、赤石岳、聖岳と丸見え。このアングルは最高です。
南アルプスの上河内岳から光岳、池口岳方面の山並み。
おっと、あの象徴的な山影は富士山ではあるまいか。この時期に見えるのは珍しい。
下山後、NT兄のお勧めの店、新城の蓬莱泉直売店「だわり屋」に寄りました。
決して「お酒を凍らせ氷で作ったかき氷」ではなく、「蓬莱泉「空」を仕込んだ水で作った氷のかき氷」です。意識不明になるくらい美味でした。